エネルギーなしの経済社会は考えられず、国のセキュリティーの根幹になっています。
企業においてもエネルギーの安定供給、経済性、環境性を考えることが、エネルギー使用における重要な要素となり、安定供給が出来なければ破綻に繋がりかねません。
わが国では、ほとんどのエネルギー源を海外からの輸入に頼っており、世界的にみると、人口の増加や新興国の経済発展に伴うエネルギー使用の増加、アジア・中東の政治の不安定性、化石燃料の埋蔵量等の問題もあり、エネルギーに関する燃料費が将来どれだけ上がるのか、誰にもわからない状況・環境になっています。
国内においても、東日本震災と福島第一原発事故、熊本震災や火山の爆発、各地での異常気象による大雨や竜巻、大型台風・電力会社の設備劣化による停電が発生しています。
エネルギーの中でも最も重要な要素である安定供給の確保が必要であり、独立した電源を持つことがエネルギーセキュリティーの重要な要素となります。
電力会社からの電力をベースに新電力も加え、そこに安定した独立電源(発電装置ガス・バイオマス)を加え、再生エネルギー(太陽光、風力)電源・蓄電池電源を加えます。
独立した電源の運転状況によってはコージェネレーションを行い省エネを図ります。
環境に配慮しつつ独立した電源をつくり、これをネットワークで結び、各工場事業所・地域の発展に貢献できるシステムをつくります。
ソーラーの電源を使用するためCO2削減に効果を発揮します。
ソーラーパネルには超軽量で、発電効率(変換効率)も下がらず、柔軟性の高いパネルを使用いたしますので、今まで設置することのできなかった屋根、円形の屋根にも設置することができます。
また、光の反射もなく近隣住民の方々への迷惑にもなりません。
発電装置は、ガス発電機のほかにも、バイオマス発電機を利用するため、CO2の削減に貢献いたします。
大型定置型専用に開発された、安全性の高いリン酸鉄系の蓄電池を採用します。
発電した電力は、ほかの工場にも供給が可能で、余剰電力があれば日本卸電力取引所へ販売することもできます。
災害時には地域貢献として電力の供給ができます。
非常時、災害時はガス発電装置電源が主力となり、ソーラー電源、蓄電池電源がこれを補佐していきます。
これにより非常時でも安定した電源が確保されます。
発電装置にはコージェネレーション設備があり、近くに水が確保されれば、簡易的なお風呂も利用することができます。
神戸、東日本震災時には、軽油は自衛隊、警察車両用として確保され、民間には供給されませんでした、そのために非常用発電機は2時間程度運転して役目を終えました。
ガス非常用発電機においてもガスパイプラインが切断されこれも2時間程度で役目を終えました。
非常用発電機には燃料がA重油のディーゼル発電機か、ガスではプロパンガス発電機が、非常時災害時には有効となりリスクは少なくなります。
平常時にピークカット、ピークシフトで運転を行い電力コストを削減し、非常時には非常用発電機として活躍するシステムとなっております。
燃料費用がかさむ心配もありますが基本的には、平常時にソーラー電源の補助をするもので夏場の数時間、発電装置が運転する想定をしております。
このシステムにより非常用発電機の投資コストは確実に償却いたします。